包茎手術の基本となる環状切開法

できるだけ安い包茎手術を希望したいという場合、とてもスタンダードな方法の「環状切開法」という施術法をおすすめします。環状切開法は包皮の狭い部分を切除し、剥いて亀頭を露出したあと包茎の原因となる包皮を切り取るという包茎手術です。

ポピュラーな方法ということもあり日本国内の泌尿器科であれば、どこでも施術を受けることができます。環状切開法の相場は3万円から5万円ほどです。包茎手術としてはトップクラスの安さを誇ります。失敗のリスクが少なく手術時間も約20分ほどと短いのも魅力です。

安いというメリットのある包茎手術ですが環状切開法の場合、ペニスの真ん中に切開線ができるので術後に傷跡がどうしても目立ってしまいます。さらにペニスの皮の中に隠れている肌色の部分と、外に出ていて色素沈着している部分を縫い合わせるという施術を行うので、術後はツートンカラーになってしまうので仕上がりの良さを求める人には向いていないかもしれません。

背面切開法も費用が安い包茎手術

安い包茎手術には「背面切開法」という方法もあります。この方法はカントンや真性など、重度の包茎状態に適した包茎手術の1つです。真性包茎やカントン包茎は、ペニスの皮の先端部分の包皮口が狭いことで起こります。

この状態を解消するために背面切開法では、狭い包皮口が広がるようにするために包皮に縦に切り込みを入れ、亀頭が露出するようにした上で、広がった状態で縫合するという施術を行います。他の施術法とは違い包皮を切除しないのがこの包茎手術の特徴です。

さらに切開範囲が狭いということもありこの包茎手術も、環状切開法と同じく手術時間は短時間で終わります。

メスを入れる範囲が狭いので傷口の治りが早いというのもメリットです。この包茎手術の相場は約5万円から10万円ほどとなっています。背面切開法は数ある包茎手術の中で最も簡単な施術法と言われており、施術内容が簡単ということから費用が安い傾向にあるようです。

まとめ

包茎手術を受けるのであれば金銭的な負担を軽減するために、できるだけ安い施術法を選びたいという人も多いでしょう。安い方法としてスタンダードな環状切開法や、簡単な施術法と言われている背面切開法が挙げられます。このような包茎手術であれば数万円から10万円ほどが平均的な相場ですので、さほど金銭的な負担をかけずに施術を受けられるでしょう。

ただし、術後にツートンカラーになってしまうなどのリスクも伴います。費用と術後の仕上がりを天秤にかけてみて、納得できる包茎手術を選択することをおすすめします。